帝人グループでアラミド事業を展開するテイジン・アラミドB.V.(オランダ・アーネム市)は、10月17日~10月20日にドイツのデュッセルドルフ見本市会場で開催される「A+A2017 国際労働安全機材・技術展」に出展する。同展示会は、半世紀以上の歴史を持つ世界最大級の労働安全・労働衛生の展示会で、今回は約2000の企業・団体が出展する。
帝人グループは、顧客やエンドユーザーのニーズに応えながら、防護衣料や防護用具向けの商品開発を行っている。このたびの出展を通じて、既存顧客との関係の深耕および新規顧客の開拓を図り、グローバル市場におけるソリューションプロバイダーとしての地位をより強固にしていく。
また、帝人グループは、自社の高機能素材や長年培ってきた技術やノウハウを活かしながら、様々な作業における安全性の向上や人々の安心な生活へのさらなる貢献を目指し、中期経営計画の重点領域として掲げる「安心・安全・防災ソリューション」の提案を推進していく。
主な出展内容は次の通り。
(1)メタ系アラミド繊維「コーネックス®」
高い耐熱性や難燃性が要求される危険作業に従事する人々の安全を確保するため、消防服、作業服などの防護用途に広く展開している。
(2)メタ系アラミド繊維「Teijinconex® neo」(コーネックス・ネオ)
世界最高レベルの優れた熱防護性と高い染色性とを併せ持ち、後染め加工ができるため、小ロット需要への対応が可能。防護用作業服向けに展開を開始している。
(3)パラ系アラミド繊維「トワロン®」「テクノーラ®」
強度、弾性、耐衝撃性、寸法安定性、耐電気アーク性などに優れ、防弾チョッキ、防護衣料、補強材用途など向けて展開している。
↧
【アラミド繊維】テイジン・アラミド、「A+A2017 国際労働安全機材・技術展」に出展
↧