出光興産(株)は、1月16日~18日に東京ビッグサイト で開催される第11回オートモーティブ ワールドに出展し、自動車の安全性向上に貢献する高機能樹脂を紹介する。小間番号は東 7 ホール E74-120。
近年、自動車の環境や安全に関する性能の要求水準が高まり、CO2の排出量削減に向けた軽量化や、自動運転技術に対応する電装化のニーズが高まっている。自動車分野における同社のエンジニアリングプラスチックは、1985年世界初の合成に成功したSPS(シンジオタクチックポリスチレン、製品名ザレック™)が自動車電装部品(PCBコネクタ、高電圧部品、ミリ波レーダーなど)で採用されている。また歩行者からの日中の視認性を高め事故防止の効果がある常時点灯ライト(デイタイムランニングライト)にPC (ポリカーボネート:製品名タフロン™)が採用されている。
同展示会ではこの2つのエンジニアリングプラスチックを中心に、同社が持つ自動車の安全性に貢献する素材を紹介する。
出展内容は次の通り。
●高電圧・高周波部品用途 SPS樹脂ザレック
●低密度・高耐熱・高衝撃 GF-SPS複合材料~ガラス長繊維強化シンジオタクチックポリスチレン~
●車載ディスプレイ・照明用途向け タフロン 光学グレード
●内装・外装向け タフロン ネオ
●タフロン TM 高強度・高透明 GF-PC 複合材料~低コストガラス短繊維樹脂複合強化技術を用いた新透明樹脂材料~
↧
【第11回オートモーティブ ワールド】出光興産、SPS、PCを展示
↧