【持続可能な社会構築に向けて】ソルベイとAIST、CO2排出削減など長期の共同研究に取り組む

　ソルベイS.A.（Solvay S.A.、CTO ニコラ キュドレ・モルー、以下「ソルベイ」）と、国立研究開発法人 産業技術総合研究所（AIST）は、長期にわたる連携関係を築いていくことに合意し、共同研究契約を2019年1月23日付けで締結した。
　ソルベイは、持続可能なビジネス構築のために環境に配慮した高品質な製品を、環境への影響がより少ない手法で製造するため、世界21カ所で研究開発を行っている。また、2018年1月には化学企業として初めてエレン・マッカーサー財団とパートナーシップ契約を締結し、サーキュラーエコノミー（循環型経済）への移行に向けた取り組みを強化している。そうした中で、創設以来、持続可能な社会の構築に向けて研究開発を行ってきたAISTと連携し、その取り組みを加速していくこととなった。
　今後、AISTとソルベイは共同研究を発展させ、CO2排出削減やSDGs達成など、長期的かつ国際協調が求められるテーマを継続して探索していく。