BASFは2019年10月2日~4日、東京ビッグサイト西1・2 ホール&アトリウムで開催される「食品開発展 2019」に出展し(ブースNoは1-148)、世界で初めて人工知能(AI)によって同定された栄養成分「PeptAIde™(ペプタイド)」をはじめ、スポーツや健康的なライフスタイルに関心を寄せる日本の消費者のニーズに応じた健康ソリューションを提案する。
BASFのポートフォリオに新たに加わったPeptAIde™は、運動に関連する炎症マーカーの調整を助ける新世代の植物由来ペプチド。アイルランドを拠点とするバイオテクノロジー企業「Nuritas™」との協働事業により開発され、運動後のリカバリーをサポートする。
数々の大きなスポーツイベントが日本で開催されるのを受け、日本の消費者の間ではスポーツ活動や健康への関心が高まっている注1)。
2018年以降、日本はアジア太平洋地域におけるスポーツニュートリションの最大の市場となっており、関連製品は二桁の成長を続けている注1)。また、過去15年間にフィットネスセンターへの加入率も約30%増加している注2)。
激しい運動による課題の1つに、炎症反応を引き起こす筋肉のストレスや損傷が挙げられる。これは筋肉痛や疲労感として身体活動を制限することがあり、アクティブな消費者にとっては懸念事項。PeptAIde™は、炎症マーカーの分泌をコントロールすることによって損傷に対する身体の反応を調整し炎症を抑え、回復を促進する。 PeptAIde™は玄米から生産され、そのマイルドな植物性タンパク質の風味は、様々なアプリケーションに応用が可能。BASFは食品開発展にて、1本当たり10gのPeptAIde™を配合したミルク・チョコレート・バー、および、PeptAIde™をビタミンと組み合わせたスティックタイプのサプリメントの2つのプロトタイプを紹介する。
「私たちは、BASFのイノベーションと、日本市場がもつ高品質な機能性素材をどのように結びつけることができるのか、来場者の皆さんと語り合えるのを楽しみにしています。特に、植物由来のPeptAIde™は、スポーツニュートリションにおいて画期的な製品で、消費者が健康的な生活を送るために、世代を超えて身体活動を維持する上で役立ちます」と、BASFヒューマンニュートリション・アジアパシフィックのバイスダイレクター Haibo Tian(ハイボ・ティアン)氏は述べている。
また、アクティブシニアのニーズをターゲットに、BASFは以下のプロトタイプも展示する。
コグニプラス:藻類DHA を配合した脳の健康を考えた口腔内で崩壊するシームレスカプセルで、魚独特のにおいがなく、ベジタリアンやアレルギーの人にもお薦め
ブライトアイ:ルテインエステルを配合した発泡性タブレット。ルテインの摂取により黄斑色素の光学密度が高まる。黄斑色素はブルーライトや紫外線に対する光フィルターとして作用し、網膜を酸化的損傷から保護する。
デイリーディフェンス:オーストラリアの壮大なピンクレイクから収穫した、デュナリエラサリナを原料とするBASFの藻類由来の天然カロテノイドを使用した抗酸化カプセル。免疫機能を向上させ、酸化ストレスを軽減させる。
また、新開発品「PREBILACTM 2‘-FL(プレビラック2‘-FL)」についても紹介する。これは、母乳に含まれるヒトミルクオリゴ糖(HMO)の一種で、乳幼児の栄養をサポートする成分を製品化したもの。様々なライフステージにおける腸内環境の改善にも効果があることが分かっている。
10月3日午前11 時からはセミナー会場Bにて、BASFジャパン ニュートリション&ヘルス事業部の小林由希氏による「ヒトミルクオリゴ糖 2' フコシルラクトースの新たな可能性」と題したセミナーを開催する。
さらに、BASFブースでは無料で2つの健康評価を提供し、来訪者が自分に必要な栄養素をより理解できるようにする。
▪ 体組成測定:靴を履いたままで簡単に体組成や筋肉量を測定できる。
▪ 血管年齢測定:動脈の硬さに基づいた体内年齢と実年齢を比較できる。
注1)Euromonitor International 2019、Sports Nutrition in Asia Pacific
注2)経済産業省の産業活動分析(2014年)https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/bunseki/pdf/h26/h4a1502j1.pdf
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【食品開発展2019】BASF、世界初、AIで同定された植物由来のスポーツニュートリション向け栄養成分「PeptAIde」展示
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