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【フォント】SCREENグラフィックソリューションズのヒラギノフォント、象印マホービンの炊飯ジャーと電気まほうびんの操作パネルに採用

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SnapCrab NoName 2017 10 3 16 18 15 No 00 R (株)SCREENグラフィックソリューションズが開発・販売するヒラギノフォントの「ヒラギノUD角ゴF」「ヒラギノ角ゴ 繁体中文」がこのほど、象印マホービン(株)の炊飯ジャーと電気まほうびんの操作パネル用フォントとして採用された。
 近年、高齢社会の進展に伴い、家電製品の操作パネル表示においては、文字の見やすさや誤読防止といった、高齢者が安心して利用できる安全性への配慮が求められている。また製品選びにおいて、製品の機能性に加えて、デザイン性の高さを重視する消費者も増加している。象印マホービンでは、炊飯ジャーとVE電気まほうびんの新製品開発に合わせ、操作パネルの表示フォントを一新。このたび、国内向け製品の日本語書体として「ヒラギノUD角ゴF」、台湾向け製品の中国語書体として「ヒラギノ角ゴ 繁体中文」が採用された。
 SCREENグラフィックソリューションズの「ヒラギノUD角ゴF」は、ヒラギノ角ゴシック体の基本デザインを受け継ぐユニバーサルデザインのフォント。Fine & Flatをコンセプトに、組込み表示やサイン・ディスプレーなどでも洗練されるように、くっきり・すっきりとした美しい文字が特長。文字の美しさと誤読防止処理の両立を追求している。また「ヒラギノ角ゴ 繁体中文」は、ヒラギノ角ゴの読みやすさに加え、既存の中国語書体には見られない現代的なデザインが特長。今回の採用は、高齢者でも文字がはっきりと見えて、読み間違えにくいユニバーサルデザイン書体であることや、現代的なデザインでスマートな印象を製品に付加できること、国内外で統一感のある製品デザインを実現できることなどが高く評価された。
 象印マホービンのデザイン室は次のようなコメントを寄せている。
 「さまざまなUDフォントを検討いたしましたが、視認性、可読性はもとより、審美性についても定評のある、ヒラギノフォントの採用を決定いたしました。また、ヒラギノ角ゴシックのデザインを継承した、簡体中文、繁体中文のラインアップがあったことも採用の決め手となりました。よりくっきり、すっきり見える書体として、今後も採用商品を広げていく予定です」


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