(株)ミマキエンジニアリングは、2014年に販売を開始したソルベントインク搭載「JV300-130/160」の新しいラインナップとして、1950mm 幅のメディアまでセットできる 「JV300-190」を2017年12月から販売する。
JV300-130/160は、2014 年6月の販売開始からサイングラフィック市場で使われている。JV300-190はテント用のターポリンや工事用の養生幕をはじめとした1900幅メディアへのプリントを可能にするために、セット可能なメディア幅を1950mmに拡張した。また、新規設計の巻取りを2基搭載することで、重量のあるメディアの巻取りを可能にする。
同社が培った技術を集めた画質の美しさと、2基をスタガ配列したプリントヘッドと、乾燥性の良いSS21インクを搭載することで、34.3 m2/h(※1)のプリント速度を実現、さらに、特許を取得している『3Way インテリジェントヒーター』をはじめとする画質コントロール技術を盛り込み、突き抜ける速さと、息をのむ美しさを両立。インクセットは C,M,Y,K,Lc,Lmの6色で、オレンジ、ライトブラックの2色が搭載可能。オレンジでは幅広い色域による色表現、ライトブラックでは美しいグラデーション、それぞれの特長を活かした高付加価値プリントを提供する。
※1 : 540×720dpi、4Passでプリントした場合
◎概 要
1,900mm幅メディアへのプリントが可能
・最大作図幅を1940mmに拡張
重量メディアの安定搬送
・搭載可能なロール重量を40kgから50kgに拡張
・小巻取りを2基搭載する事で安定した重量メディアの搬送を実現
高付加価値を実現するソルベントインク
・『SS21』インクでオレンジ、ライトブラックを搭載可能
『息をのむ美しさ』を実現する画質コントロール技術
・『MAPS3』、ミマキ特許『3Way インテリジェントヒーター』
「仕事を止めない」連続運転ソリューション
・自動ノズル抜け検出、ノズルリカバリー、イベントメール機能を搭載
◎販売価格 JV300-190 315 万円(税別)
◎販売開始 2017年12月
◎販売目標 50台/年(日本のみ)