ソーラーフロンティア(株)は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との共同研究を通して、CIS系薄膜太陽電池のセル(約1cm²)において、薄膜太陽電池全体の世界最高記録となるエネルギー変換効率22.9%を達成した。この結果は2017年11月に産業技術総合研究所(AIST)において確認された。今回の値は、バーデン・ヴュルテンベルク州太陽エネルギー水素研究センター(ZSW)が2016年2月に達成した0.5cm²セルでの世界最高記録(22.6%)も0.3ポイント上回るもの。
この成果は、CIS光吸収層の改良や光吸収層表面処理の改善等の技術により達成されたものであり、ソーラーフロンティアのCIS薄膜太陽電池技術が着実な進歩を遂げていることを示している。
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【CIS系薄膜太陽電池セル】ソーラーフロンティア、世界最高変換効率22.9%達成
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