(株)日本HPは、パッケージング業界のリーディングカンパニーであるレンゴー(株)が段ボール分野へのデジタル印刷の本格的な導入に向けて、高速インクジェット 輪転印刷機「HP PageWide T1190 Press」の採用を決定したことを発表した。
「HP PageWide T1190 Press」は世界で最も生産性の高い包装資材向けデジタル印刷機(*1)で、レンゴーはアジア太平洋および日本地域において同機を初めて導入する。
レンゴーは、汎用的な段ボールからグラフィックを多用した美粧段ボール、POPディスプレイまで、幅広い製品を取り扱っており、菓子、食品、飲料、雑貨など、さまざまな産業の主要ブランドに製品を提供している。1909年創業のレンゴーは、本社を大阪に構え、東アジア全体に工場を展開しており、アジアにおいて最も大規模に段ボール事業を展開している。業界をリードする段ボールメーカーとして、日本、中国、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インドネシア、米国・ハワイなど170近くの製造拠点を有している。
「HP PageWide T1190 Press」の新しい6色インクシステム、305m/分の生産能力、先進的なワークフローソリューション「HP One Package workflow suite」により、レンゴーは業界最新のデジタルプレプリントソリューションをユーザーに提供できるようになる。ユーザーは、柔軟な在庫管理、短期間での製品の市場投入、多様なメディア選択や忠実な色再現などのメリットを享受できる。
また、「HP PageWide T1190 Press」のUV反応性の化学物質を含まない水性インクは、食品・飲料包装などの成長分野に加え、ペットフード、育児用品、玩具、医薬品、化粧品など、においにセンシティブな用途での使用に適している。 レンゴーでは、「HP PageWide T1190 Press」を2019年夏までに稼働させる予定。
*1 HP調べ
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【段ボール印刷】レンゴー、日本HPから「HP PageWide T1190 Press」をアジア太平洋地域で初導入
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