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【ESG投資】DIC、「SNAMサステナビリティ・インデックス」の構成銘柄に4年連続で選定

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 DIC(株)は、このたび損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント(以下SNAM)が独自に設定する「SNAMサステナビリティ・インデックス」の構成銘柄に4年連続で選定された。同インデックスは、同社の「SNAMサステナブル運用」に活用される。
 SNAMが2012年8月より運用を開始した「SNAMサステナブル運用」は、ESG(環境、社会、ガバナンス)の評価が高い企業に幅広く投資する、年金基金・機関投資家向けの責任投資プロダクト。ファンドマネージャーの判断が投資銘柄の選定を左右する一般的なアクティブ運用とは異なり、調査会社によるESG評価※1を重視して投資銘柄を独自に設定したアクティブ・インデックス「SNAMサステナビリティ・インデックス」に基づいて保有ウェイトを決定するバイ・アンド・ホールド型の運用手法。財務諸表に表れない経営のクオリティや隠れたリスクを顕在化し、長期的な観点から企業価値を評価することで、長期投資家の資産形成に寄与することを目的としている。
 同インデックスの採用銘柄は、毎年見直しが行われており、DICはESGに対する取り組みが高く評価された結果、4年連続の選定に至った。
 DICグループは、中期経営計画「DIC111」において、サステナビリティや市場への貢献を追求する「社会的価値」と企業の成長と収益性に寄与する「経済的価値」を両立し、“ユニークで社会から信頼されるグローバル企業”を目指す企業像としている。同社は、2019年5月にESG推進の取り組みとして、TCFD※2提言への支持を表明しており、今後も引き続きサステナブルな社会の実現に貢献するため、ESGに関する社会の要請を的確に把握し、ステークホルダー(顧客、取引先、地域社会、株主・投資家、社員など)から期待される価値の提供に努めていく。
※1 調査会社によるESG評価
 SOMPOリスクマネジメント(株)が実施する「ぶなの森環境アンケート」および(株)インテグレックスが実施する「インテグレックス調査」の回答内容に基づいた評価
※2 TCFD
 気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の略称。2015年に金融安定理事会(FSB)によって設置されたタスクフォースで、企業が任意で行う気候関連のリスクと機会などに関する情報開示のフレームワーク。 


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