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【海洋プラスチックごみ】ダウ日本、教育・清掃活動を実施

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SnapCrab NoName 2019 11 6 7 19 4 No 00 R ダウ・ケミカル日本(株)は、ダウがグローバル規模で海洋プラスチック汚染問題に取り組む活動である「#PullingOurWeight (自らの責任を果たすの意)」の一環として、世界規模の環境NGOであるバードライフ・インターナショナル東京とともに、循環型社会の実現に向けた環境教育プログラムを実施した。2回目のプログラムである今年は、千葉県習志野市谷津南小学校の4年生の生徒を対象に、全7回構成となる海洋プラスチック問題に関する環境教育の特別授業を行った。
 授業では、まず初回である9月13日に動物写真家の藤原幸一氏を講師として招いた。プラスチックごみがなぜ生まれるのか考える授業を行った後、10月3日には、谷津南小学校の生徒たち自身が、湿地の生態系を守る目的で発効された国際条約であるラムサール条約登録地であり、渡り鳥の生息地である谷津干潟にて清掃活動を実施、80名以上の生徒が5袋にも及ぶごみを回収し、どんなごみが、どこから流れてきているのか考える授業を行った。10月17日には、ダウ日本パッケージング・アンド・スペシャルティプラスチック事業部サステナビリティー担当者が、プラスチックの使い方、リサイクルについて講義を行い、3Rの重要性およびダウの取組について紹介した。

 また、9月28日には、約50名のダウ日本従業員やその家族が、谷津干潟の清掃活動に参加。昨年に続いて実施されたこの河川の清掃活動では、ごみ袋20個分のプラスチックごみを回収した。

SnapCrab NoName 2019 11 6 7 19 14 No 00 R ダウは、従業員、家族、友人そして顧客が、世界中の現地の協力団体・企業と協力し、世界50カ所以上で浜辺および河川クリーンアップに参加することで、海洋プラスチック汚染の問題へ注意を呼び掛けている。ダウが2018年から始めた「#PullingOurWeight (自らの責任を果たすの意)」クリーンアップ活動は、河川やさまざまな地域において、参加者が1人当たり1日平均的に排出しているといわれている廃棄物の平均量である最低1.8kgの廃棄物を回収することに挑戦することを目的としている。2019年の「#PullingOurWeight」クリーンアップ・プログラムでは、世界中で去年の倍となる約45トンのごみを回収することを目標とし、各地で従業員やパートナー団体と連携してプラスチックの回収を進め、現時点において目標を達成している。
 ダウ・ケミカル日本のピーター・ジェニングス代表取締役社長は次のように述べている。
 「世界でも最も重要な持続可能性に対する課題の1つである海洋ごみに対し、行動することを嬉しく思います。環境にごみが排出されてはならないということを1人ひとりが再確認する機会となり、教育プログラムと組み合わせることで、廃棄物とリサイクル管理システムについて考えることにもなります。ダウの従業員、パートナーそして教育機関とともに、私たちはごみが環境に排出されないための貢献をしていきます」

 ダウ日本はそのほか、仙台における環境教育活動も継続して実施している。9月24日には、パッケージング・アンド・スペシャルティプラスチック事業部として、宮城県東松島市立赤井小学校にて持続可能な開発目標(SDGs)に関連した授業を実施、リデュース、リユース、リサイクルの大切さについて呼び掛ける授業を行った。
SnapCrab NoName 2019 11 6 7 18 15 No 00 R
 ダウは2030年までに、ダウが包装用途に販売する製品は100%リユース・リサイクル可能、コンポストまたは生分解性可能にする目標を掲げている。ダウは今後もこうした学校教育を通じ、環境の意識を高める活動を続けていく。


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