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【植物由来原料】アサヒ飲料、容器資材全てに採用した「三ツ矢サイダー」PET1.5Lを限定展開

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2019 11 21 asahiinryo アサヒ飲料(株)は、全資材に植物由来原料を一部使用した「三ツ矢サイダー」PET1.5Lを昨年より生産数量を増やし、限定発売で11月下旬より順次限定展開する。
 アサヒ飲料は消費者の環境問題への意識が高まる中、2015年より環境負荷低減への取り組みとして植物由来原料を使用した「三ツ矢サイダー」PET1.5Lを数量限定で発売してきた。昨年は、更なる環境負荷低減を目指し、ラベルで使用する植物由来原料の割合を高め、PETボトルとキャップは30%、ラベルは80%の割合で植物由来原料を使用して限定32万本を生産した。
 今年は更なる環境負荷低減を目指し、バイオマスキャップの軽量化(対2018年比 樹脂使用量 10%削減)に加え、生産数量を約72万本に増やして発売する。
 また昨年より「ライスインキ」をラベルの印刷に使用している。ライスインキは、国産の米ぬかから搾油する際に生じる絞りかすを原料に合成された樹脂を使用しており、従来の石油を原料に使用したインキに比べ環境負荷の低減が期待できる技術。尚、ライスインキを資材に使用した商品の発売は清涼飲料業界で初の試みとなる(※)。
 ※
 同社調べ
 アサヒ飲料では、CSVの取組みの強化を目的に、持続可能な社会の実現に向けて「容器包装2030」を制定し、プラスチック資源循環や海洋プラスチック問題の対策において、「リサイクルPET、環境配慮素材」「リデュース」「環境に配慮した新容器開発」という3つの課題に取り組んでいる。
 今回の取り組みにより、約23tのCO2排出量の削減が可能となり、今後も、植物由来原料を使用した商品開発に取り組み、更なる環境負荷低減につながる商品の展開を継続して検討していく。


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