日本ペイントホールディングス(株)は、2016年12月22日に「米国塗料メーカーDunn-Edwards Corporation社の株式取得(子会社化)に関するお知らせ(以下、「本件公表プレスリリース」)」にて公表したとおり、米国塗料メーカーDunn-Edwards Corporation(以下DE社)の完全子会社化(以下、「本取引」)にかかる関連諸手続きを進めてきたが、17年3月1日を以て、本取引にかかる諸手続きが完了したことを明らかにした。
同社は、 2015年度よりスタートさせた3カ年の中期経営計画を、売上・収益の拡大、戦略事業・戦略地域でのリーディングポジション獲得に向けた基盤づくりと位置付け、ありたい姿として「Global Paint Major」を目指している。
同社は本取引により、従来は自動車用塗料が中心であった米国市場において、建築用塗料の製造・販売を本格化するための事業プラットフォームを獲得することとなり、今後は、DE社の有するリテール販売網を活用することで、米国での更なる事業拡大を実現する。
なお、本件公表プレスリリース時点で非開示としていた取得価額は、最終的に608百万USドルとなった。
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【塗料】日本ペイントホールディングス、米国Dunn-Edwards Corporationの買収完了
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