【中国国際福祉機器展示会】帝人フロンティア、高齢者のQOL向上に貢献する提案

　帝人フロンティア(株)は、6月7日～9日に上海新国際博覧中心（中国・上海市）で開催される、第12回「中国国際福祉機器展示会（CHINA AID 2017）」に出展する。同展は、中国で最大規模の福祉・リバビリテーション分野の専門博覧会で、昨年は約300社が出展し、3万人以上が来場した。2回目の出展となる今回は、製品の特性を体感できるよう、展示ブース内に高齢者介護の空間を再現し、帝人グループの高機能素材を用いた寝装品や介護サポート用品などを展示する。帝人フロンティアは、高齢者のQOL（Quality of Life）向上に貢献するための提案を通じ、既存顧客だけでなく潜在顧客のニーズを掘り起こし、介護・リハビリ関連ビジネスの拡大および中国市場でのプレゼンス向上を目指す。
　主な出展内容は次の通り。
(1)マットレス用クッション材「エルク®」
　ウレタン代替の高機能ポリエステルクッション材。強くしなやかな立体構造により、優れた弾力性、通気性、耐久性を実現している。
(2)軽失禁用下着「ウェルドライ®」
　吸水層に超極細繊維「ミクロスター」を使用し、素早く尿もれを吸水・拡散することにより、表面がサラッとして快適に過ごすことができる吸水体一体型の軽失禁用下着。
(3)防災・減災インテリア商材「プルシェルター™」「もうたんか®」
　帝人のアラミド繊維の優れた耐熱性・難燃性と、カネカのアクリル系合成繊維が持つ消火性とを組み合わせた防災素材「プルシェルター」使用のカーテンをはじめ、独自開発の難燃制菌素材を使用した緊急防災毛布「もうたんか」などを展示する。