(株)ミマキエンジニアリングは、4×8板サイズに対応し、フラットベッド UV インクジェットプリンタ「JFX200-2513」とのプリント&カット連携を強化した、フラットベッドカッティングプロッタ『CF22-1225』の販売を 2017 年 11 月中旬より開始する。
『CF22-1225』は、看板製作で多く用いられる 4×8板(1220mm×2440mm)サイズの素材をカットでき、同社のフラットベッド UV インクジェットプリンタ「JFX200-2513」と組み合わせて使うのに適したフラットベッドカッティングプロッタ。プリント時にデータ識別 ID をプリントすることで、自動でカットデータを読み込んでカッ トを開始できる「ID カット機能」を搭載し、より簡単にプリント&カットが実行できる。
『CF22-1225』は、同社のカッティング技術を詰め込み、パッケージに使用されるコートボール等のカット、曲げに必 要な罫引き線の加工、緩衝材に利用される発泡材のレシプロカットが 1 台で行え、試作の作成、オンでマドのパッケージ生産を後押しする。同社の UV プリンタや CAD ソフト「ArtiosCAD DS」と組み合わせることで、パッケージや什 器の設計から、製品へのプリント、パッケージのカット、緩衝用発泡材の作成までをトータルで受注でき、さらに完成までのコストとリードタイムを削減できる。また、樹脂や各種ゴムなどの工業用素材に幅広く対応したカッターヘッドも用意しており、用途に合わせた最適なものを選べる。
◎ 販売価格:Tヘッドモデル 500万円、TD/TFヘッドモデル 580万円
RC/RTヘッドモデル 720 万円(すべて税別価格)
◎ 販売目標 100台/年間(全世界)
◎ 主な特長
1. ID カット機能で簡単プリント&カット連携
ID カット機能は、カット情報とメディアの回転角度情報を含んだデータ識別 ID をプリントすることで、『CF22-1225』使用時にカットデータを自動で読み込んでカットを開始できる。メディアセット向きの確認の 手間を省き、データの送付ミスやメディアのセットミスによるメディアとインク、作業時間のロスを削減する。
2. 組み合わせて広がるオンでマントドソリューション
同社の UV プリンタや、CAD ソフト「ArtiosCAD DS」を組み合わせることで、 パッケージや什器の設計から、製品へのプリント、パッケージのカット、緩衝 用発泡材の作成までを一貫して行える。試作サンプルの作成、極小ロット の生産をオンデマンド化し、少量多品種の展開を容易にするとともに、完成までのコストとリードタイムを削減する。