東洋インキ(株)は、水性フレキソインキ製品について、2018年4月1日出荷分より値上げする。
水性フレキソインキの主原料である顔料、樹脂などの素材価格は、昨今の原油価格上昇や市場の需給逼迫により、化学製品全般におよぶ価格高騰の影響を受けている。とくに、中国における環境規制強化により、顔料、樹脂原料は世界的に供給量が減少し、価格が急騰している。加えて、輸送費やユーティリティコスト、副資材の価格についても上昇が継続している。このような状況の下、同社では原料仕入先の見直しや一層の生産効率化、経費削減などのコスト削減施策に取り組んでいるが、かかるコストの急騰は自助努力で吸収できる範囲を大幅に超えているとの判断に至り、値上げを決定した。
価格改定幅は次の通り。
白インキ 50円/kg
色インキ 70円/kg
エキステンダー・メジウム・二ス 50円/kg
コンクベース色インキ 80円/kg
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【水性フレキソインキ】東洋インキ、4月1日出荷分より値上げ
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